第13回移送サービス研究協議会 第3回実行委員会 議事概要
〔日時〕12月7日(木)18時〜20時
〔会場〕東京ボランティア・市民活動センター 会議室A
 
(出席委員)
阿部 司(東京ハンディキャブ連絡会)・伊藤 正章(東京ハンディキャブ連絡会)・市川 笑子(みたかハンディキャブ)・鬼塚 正徳(ハンディキャブを走らせる会)・篠原 政良(豊島区社会福祉協議会)・中村 邦夫(東京ハンディキャブ連絡会)・長谷川 清(イージーライダー)・藤原 孝公(東京ボランティア・市民活動センター)
※事務局
藤原 孝公(東京ボランティア・市民活動センター)・市丸 直美(東京都社会福祉協議会福祉部地域・高齢担当)
※オブザーバー
飯豊 美代子・星野 近人・舟木 浩
※当日欠席の委員
碓井 英一(世田谷移動サービス協議会)、荻野 陽一(世田谷ミニキャブ区民の会)
*順不同、敬称略。
 
1 研究協議会特別企画の提案について
・東京ボランティア・市民活動センターより、本年度研究協議会にて「地域における移送(移動)サービスのネットワークの動きをさぐる」と題した特別企画(シンポジウム)の提案があった。地域別のネットワークの代表より、地域別のネットワークの意義と課題について報告・協議を行う内容で、研究協議会前日(2月24日)に開催する企画案が、実行委員会に示された。
・企画案について、シンポジウムにお招きするネットワークの範囲、特別企画の内容(シンポジウム形式か情報交換会形式か)、移動サービス市民活動全国ネットワークの企画協力申し入れなどについての意見が出された。
・審議の結果、企画内容や開催の形式について意見がまとまらず、実行委員長の判断により企画案は取り下げとなった。
 
2 研究協議会分科会企画について
・「介護保険と介護タクシーとSTS」については、介護保険事業の訪問介護の範囲に移送サービスを含めるか否かについて、問題提起を行っているメディスタクシー(福岡)から報告を依頼する方向で検討する。企画立案は、阿部氏が担当する。
・「移送サービスボランティアの基礎講座」については、近年、活動を始めようと考えている方の他、活動を始めてまもない団体からの参加もあることから、内容や講師などについて、十分検討を行う。企画立案は、市川氏が担当する。
・「移動情報サービスネットワークをすすめよう」については、「移動情報」が含む内容やイメージを検討しながら、内容や報告者を検討する。企画立案は、長谷川氏が担当する。
・「移送サービスサポートセンターの構築と実践」については、世田谷移動サービス協議会の調査研究活動などを踏まえながら、センターの目指すところについて紹介を行う内容で提案があった。提案者は鬼塚氏、碓井氏(世田谷移動サービス協議会)、荻野氏(世田谷ミニキャブ区民の会)。(なお、碓井氏および荻野氏については、鬼塚氏より実行委員会委員としての参加意向が伝えられた。)
・各実行委員からの提案を受けて今年度の分科会は以下のテーマにて調整をすすめることに決定した。
 
| 
   企画のタイトル  | 
  
   提案者  | 
  
   備考  | 
 
| 
   @移送サービス運転研修のあり方  | 
  
   市川・篠原・鬼塚  | 
  
      | 
 
| 
   A移送サービスボランティアの基礎講座  | 
  
   市川  | 
  
      | 
 
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   B病院通院を考える(定期固定運行への対応などについて)  | 
  
   伊藤  | 
  
      | 
 
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   C福祉車両について  | 
  
   伊藤  | 
  
      | 
 
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   D介護保険と介護タクシーとSTS  | 
  
   阿部  | 
  
      | 
 
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   E移送サービスに求められるコーディネーターのあり方について(仮称)  | 
  
   藤原  | 
  
      | 
 
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   F移動情報サービスネットワークをすすめよう  | 
  
   長谷川  | 
  
   新規  | 
 
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   G移送サービスサポートセンターの構築と実践  | 
  
   鬼塚・碓井・荻野  | 
  
   新規  | 
 
 
・次回の実行委員会では、企画内容の具体的なイメージや講師・報告者等の素案を、各実行委員がまとめて提示する。
 
3 研究協議会全体会企画について
・全体会では、「交通バリアフリー法とSTS」をテーマにした企画を検討することとなった。
・全体会では、交通バリアフリー法制定の上で関わった当事者団体などより発言をいただく方向で検討する。
・当日は、交通バリアフリー法に対して意見表明を行う「アピール文」を、参加者一同からの発信として採択したい旨、実行委員長より提案があり、その方向で検討することとなった。
・星野氏(バスから地域交通を考える会)より、公共交通とSTSの関連での企画提案の意向や、車両(バス)展示についての意向が示された。全体会などの内容とも調整も図りながら、次回実行委員会にて提案を行うことになった。
 
4 その他
・研究協議会の予算案(素案)および当日の記録のポイントおよび様式に関する素案について、東京ボランティア・市民活動センターより示された。審議時間の不足により、次回に検討を行うことで確認。
 
4 次回実行委員会の日程について
日時/12月21日(木)17時30分〜21時
会場/東京ボランティア・市民活動センター ロビー
 
〔作成〕東京ボランティア・市民活動センター
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