第13回移送サービス研究協議会 第4回実行委員会 議事概要

〔日時〕12月21日(木)17時30分〜21時

〔会場〕東京ボランティア・市民活動センター

 

(出席委員)

阿部 司(東京ハンディキャブ連絡会)・伊藤 正章(東京ハンディキャブ連絡会)・市川 笑子(みたかハンディキャブ)・鬼塚 正徳(ハンディキャブを走らせる会)・中村 邦夫(東京ハンディキャブ連絡会)・藤原 孝公(東京ボランティア・市民活動センター)・碓井 英一(世田谷移動サービス協議会)・荻野 陽一(世田谷ミニキャブ区民の会)・飯豊 美代子(世田谷ミニキャブ区民の会)・星野 近人(バスから地域交通を考える会)・舟木 浩(イージーライダー)

※事務局

藤原 孝公(東京ボランティア・市民活動センター)

※オブザーバー

山本 憲司(世田谷ミニキャブ区民の会)

※当日欠席の委員

篠原 政良(豊島区社会福祉協議会)・長谷川 清(イージーライダー)

*順不同、敬称略。

 

1 第13回研究協議会の分科会企画内容について

○『移送サービス運転研修のあり方』

⇒企画担当者欠席につき、内容の検討できず。

○『移動情報サービスネットワークをすすめよう』

「移動情報」の範囲(「ネットワーク」のイメージ)を具体的に知りたい。

報告者候補の「わびすけ」(ハンドルネーム)さんについての説明が欲しいとの意見が出された。

⇒企画担当者が欠席につき、実行委員会での意見を伝えて再度企画を提出してもらう。

 企画書などの提出は事務局へ直接出してほしい。

 ○『移送サービスボランティアの基礎講座』

・移送サービスを開始しようとしている団体、または、開始まもなくて苦労をしている団体を対象とし、「バイユアセルフ」(小平市)と「みたかハンディキャブ」(三鷹市)より事例発表してもらう。

・ボランティア、NPO、行政の関係と関わり方を話してもらう。

・申込の段階で、質問事項を募集してはどうか。

○『病院通院を考える(定期固定運行への対応などについて)』

・定期運行の一例として病院通院を取り上げ、事例報告として、社団法人全国腎臓病協議会(全腎協)より発表してもらう。また、受入側として病院関係者にもお話しいただきたいので、報告を依頼する病院を検討する。

・定期利用者側から見た、現状の移送サービスについて、どのように考えているかを報告いただく。

・移送サービス実施団体側から、定期運行の問題点などについて話してもらう。

○『福祉車両について』

・従来の各メーカーから発表する形式ではなく、自動車技術会におけるプロジェクトでの検討内容について報告いただく予定。

・利用者のニードに立った車作り、福祉車両として満たすべき基準などを視点とした発表を依頼。

・現状の福祉車両の問題点や要望について、分科会参加者だけでなく、当日参加者全体にアンケートを行ってはどうか。

○『移送サービスに求められるコーディネーターのあり方について』

・移送サービスにおけるコーディネーターの役割について、比較検討しながら整理しつつ、課題の抽出を行う。その上で、コーディネーターに求められる専門性について、検討する。

・検討メンバーとして、移送サービス単独実施型団体、自立生活センター系の移送サービス実施団体、移送サービスの他、複数の在宅サービスを実施する団体、社会福祉協議会実施型に加わりいただきながら、比較検討を行い、共通点や相違点などについて、分類の上発表する。

・コーディネートにおける困難事例やトラブルの事例を持ち寄り、検討してはどうか。

○『移送サービスサポートセンターの構築と実践』

・世田谷移動サービス協議会で準備中の「移送サービスサポートセンター構想」(以下、センター)を事例として話し合い、センター構想の問題点を指摘してもらう。

・センター構想における取り組みが、区市町村域や都道府県域を越えた、広域的なネットワークへ応用できないか検討する

○『介護保険と介護タクシーとSTS』

・「介護タクシー」が、介護保険の居宅介護サービス事業の範囲内として実施している送迎について、移送サービスが居宅介護サービスに含まれていない現状を問題として提起する。

・最初に取り組み始めた、株式会社メディス(福岡県)の木原圭介社長より報告いただきたい。

・厚生省の担当者からも報告いただけるか検討する。

・移送サービス実施団体からも発表を行う。

※企画内容検討の結果、STSについて直接は触れないことから、タイトルから語句を削除する。

○『21世紀の新しいアクセシブル交通機関の選択肢を具体的に考える、非営利・営利・公共交通機関のあり方を探る』(飯豊委員からの新規企画提案)

・全体会の企画は既に決定しており、また分科会企画としては、内容が既に提案されている介護保険と介護タクシーとSTS』と類似しており、会場の制約もあることから一本化する。

○バスから地域交通を考える会からの新規企画提案(タイトル未定)

・公共交通とSTSの役割分担や、公共交通がだれにも使えるようになるために必要な点などについて検討する。

・企画の詳細は、12月28日までに提出の上、事務局より実行委員に配布する。

 

2 その他

・研究協議会の予算案や、当日の記録のポイントおよび記録の様式に関する提案について、内容を検討しておく。

・各分科会における経費について、企画担当者は次回までに概算をまとめておく。

 

3 次回実行委員会の日程について

日時/2001年1月8日(月)14時〜17時

会場/東京ボランティア・市民活動センター 会議室B

 

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