3月2日(日)/分科会・午前の部(10:00〜12:00)

  ■特別分科会 ※午前・午後とも同じ内容で開催します。ご都合のよい方にご参加ください。
  ガイドラインはどうなるの?−構造改革特区の特例措置を手がかりにして考える

政府の構造改革特区で盛り込まれた「移送サービス」の特例措置の内容が発表 されました。国土交通省が今年度に発表する予定のガイドラインは、これをほ ぼ踏襲したものになりそうです。本分科会では、その特例措置の内容を解説し ながらガイドラインの予想をする他、現時点での最新情報をお知らせし、さら に移送サービスを実施する団体として、また利用者として、我々にとって望ま しいガイドラインはどうあるべきか、国土交通省に対してどんな要望を出すべ きか、議論したいと思います。
      ○移送・移動サービスネットワーク団体会議構成団体の協力による報告とディスカッション
  ■第1分科会
  医療と在宅を結ぶ移送サービスの質的可能性を探る

移送サービスのニーズの多くが「通院利用」といわれており、そうした利用者 の中には、ベッド・ツー・ベッドによる対応を求める方々も少なくありません。 この分科会では、利用者の持つ三つの側面(移送サービス利用者として・患者 として・在宅での生活者として)から、移送サービスが医療と在宅を結ぶ主体 として、現状の役割と、果たすべき役割の可能性について議論します。
      ○医療および在宅福祉関係者によるディスカッション
  ■第2分科会
  運転協力者研修を広げるために―東京におけるこれまでの取り組みから

移送サービス実施団体や各地の地域ネットワーク団体において、移送サービス の研修が積極的に開催されています。東京においても、1999年11月以来の運転 協力者研修の取り組みや、2000年3月の『移送サービスモデル研修体系試案』 の発表など研修の確立を目指して取り組んできました。この分科会では、東京 で毎年2月に実施される運転協力者研修の成果を振り返りながら、移送サービ スが一層信頼された活動であるために、どのように研修を実施し、広げていく かを考えます。
      ○移送サービス運転協力者研修のスタッフによる報告とディスカッション
  ■第3分科会
  利用したい人・利用してほしい人につなげるために−移動困難者を理解する

『移動困難者』〜移送サービスを利用するこの人たちを、私たちはどのくらい 理解しているのでしょうか。この分科会では、コーディネーターなどの立場か ら移動困難者に関わる人々の事例と、参加型ワークショップを通して、『移動 困難者』とはどのような人か、移送サービスはどのような移動困難者を支える サービスなのかを考えます。特に移送サービス団体のコーディネーターの方の ご参加をお待ちしています。
      ○移送サービスや在宅福祉サービスのコーディネーターによる報告とワークシ ョップ

3月2日(日)/分科会・午後の部(13:20〜15:20)

  ■特別分科会 ※午前・午後とも同じ内容で開催します。ご都合のよい方にご参加ください。
  ガイドラインはどうなるの?−構造改革特区の特例措置を手がかりにして考える

政府の構造改革特区で盛り込まれた「移送サービス」の特例措置の内容が発表 されました。国土交通省が今年度に発表する予定のガイドラインは、これをほ ぼ踏襲したものになりそうです。本分科会では、その特例措置の内容を解説し ながらガイドラインの予想をする他、現時点での最新情報をお知らせし、さら に移送サービスを実施する団体として、また利用者として、我々にとって望ま しいガイドラインはどうあるべきか、国土交通省に対してどんな要望を出すべ きか、議論したいと思います。
      ○移送・移動サービスネットワーク団体会議構成団体の協力による報告とディスカッション
  ■第4分科会
  移送サービスにおける 『地域ネットワーク』 を考える

同じ地域にありながら「他の機関をよく知らない」ということがありませんか ?地域にある様々なニーズに対応し、利用者を中心に地域で支えていくために は各機関が互いにどのような役割をもてるのか認識を深め、連携することが重 要となっていくのではないでしょうか。どのようにしたらネットワークを形成 していけるのでしょうか。ネットワーク立ち上げの事例報告をもとに、「地域 での連携・協働」の可能性や課題を考えてみませんか。
      〇区市町村における例〜※調整中
      〇都道府県における例〜阪神移動サービスネットワーク
      ○他機関とのネットワークの例〜※調整中
  ■第5分科会
  利 用 者 の 声 か ら 移 送 サ ー ビ ス を 考 え よ う

移送サービスの利用者の声に、私たちは、今、どれだけ耳を傾けているでしょ うか。利用者の方々は、移送サービスに、そして地域での生活に、何を望み、 何を期待し、そして、どのような不安を感じているのでしょうか。この分科会 では、東京都内の移送サービス実施団体数団体の協力により実施した利用者ア ンケートから、利用者の視点から考える移送サービスの姿、また、地域生活の 上での移動困難の現状と課題について考えます。
      ○アンケート結果の発表と、移送サービスコーディネーターや利用者などによるディスカッション
  ■第6分科会 ※この分科会に参加される方は、昼食休憩時に、展示車両を見学してください。
  福祉車両を考える〜みんなでつくろう次世代タクシー

国土交通省では、2005年の交通バリアフリー法の改正でのタクシー車両の バリアフリー化を規定することを目標に、バリアフリーなタクシー車両の開発 を行い、モーターショー等での展示を通して、様々な意見を集めています。こ の分科会では、モデル車両を見ながら、導入するタクシー事業者、利用するユ ーザー、開発を行っている研究者を交え、移送サービスを進めてきた私たちの 経験をもとに、今後の車両開発のために意見交換をします。
      ○ユーザー代表、タクシー事業者、研究者によるパネルディスカッション

3月2日(日)/15:40〜17:40

  ■シンポジウム
  みんなでつくろう、考えよう。 これからの 『移動』 のグランドデザイン

交通バリアフリー法の成立・施行や、公共交通機関の改善に向けた取り組みと 平行して、移送サービスが、移動困難者を支える主体とするための法的整理の 取り組みが国土交通省によってすすめられています。こうした動きは、移送サ ービスを社会的に位置づけようとする動きである一方、これらの取り組みが、 地域や利用者の事情に即した活動につながるか、そして、移送サービス実施団 体と行政が意見交換を図り、連携しながら『移動』への対応を具体的に推進す るためには何が必要なのか、大局的な視点から考えることが求められます。 シンポジウムでは、特別分科会での議論も踏まえ、移送サービスのガイドライ ンに関する内容と、移送サービス実施団体のこれからの取り組み、そして、こ れからの社会における『移動』のグランドデザインについて、幅広い議論を行 います。
      ○ユーザー代表、タクシー事業者、研究者によるパネルディスカッション
      ○秋山 哲男(東京都立大学 大学院都市研究科 教授)
      ○竹田 保(STネット北海道/ホップ障害者地域生活支援センター 代表)
      ○阿部 司(東京ハンディキャブ連絡会 代表)
      ○国土交通省 (依頼中)
      ※他、調整中

3月2日(日)/10:00〜17:00

  福 祉 車 両 展 示 会 『見たい ・ 知りたい ・ 試したい』

主要各社の福祉車両や自動車メーカー各社による車両展示会です。メーカーの 担当者による説明や相談もあわせて行われます。移送サービスを始めたい人、 福祉車両を買い換えようと思っている人などは必見です。

※車両展示会のみのご見学の場合、参加料は不要です。お気軽にご覧下さい。

3月1日(土)/13:00〜16:00

  移 送 サ ー ビ ス 基 礎 講 座 『移送サービスいろは坂』

移送サービスの歴史、目的、法的問題などの概念や車両の選択・入手方法、運 行方法、コーディネーター業務の運営方法について、これから移送サービスを 始める団体や始めたばかりの団体担当者を対象にわかりやすく解説します。 ※詳細は東京ハンディキャブ連絡会にお問い合わせ下さい。 (電話・ファックス/0426‐36‐6807)
 ●基礎講座の参加には、研究協議会とは別にお申し込みが必要です。
  〔受講料〕     ○研究協議会(3月2日)とあわせて参加の場合 2,000円
   ※テキスト代含む ○基礎講座のみ参加の場合           3,000円

3月1日(土)/16:00〜17:00

  移  送  サ  ー  ビ  ス  相  談  コ  ー  ナ  ー

移送サービスを始めたけど、わからないことばかり。電話ではとても聞けない 難しい話も、ひざをつきあわせれば理解はできる?初めての企画として相談コ ーナーを設けます(要予約)。 ※詳細は東京ハンディキャブ連絡会にお問い合わせ下さい。 (下記連絡先参照)

相談コーナーの利用は、原則として基礎講座受講者に限ります。また、研究協議会とは別に予約が必要です。(相談料無料。ただし資料等のコピーが必要 な場合、実費分をいただきます)

お申し込み方法について

〔参加費およびお申し込み方法〕

3,000円(一人あたり、資料代含む)※当日、受付にてお支払い下さい。
別紙申込書に所定事項をご記入の上、2月28日(金)までに下記あてにお申し込み下さい。
※この参加費には基礎講座受講料は含みません。基礎講座には別途参加費が必 要です。(上記参照)
〔申込確認と参加券の送付〕

お申し込みをいただいた方には「参加券」を郵送またはファックスにてお送りいたします。当日は、参加券を受付まで必ずお持ち下さい。(参加券をお忘れの場合、受付をお待ちいただく場合があります)
〔申込定員〕
  300名(定員になり次第締切とさせていただきます)
〔案内図〕

○JR線『飯田橋』駅下車 西口徒歩1分
○営団地下鉄 有楽町線・南北線・東西線・
  都営大江戸線
  『飯田橋』駅下車 B2b出口より直結
〔お申し込み・お問い合わせ先〕
  東京ボランティア・市民活動センター
                      (担当:藤原・栗原)
  〔住所〕〒162‐0823 東京都新宿区神楽河岸1−1
  〔電話〕03-3235-1171
  〔ファックス〕03-3235-0050
  〔ホームページ〕http://www.tvac.or.jp/
  ※ホームページからもお申し込みができます。

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